サーシャ、はじめての ストリッピング
ミニチュア シュナウザーのコートはストリッピングと呼ばれる、
毛を抜きとる方法で作られます。 初めて聞く人は“痛そう!”と感じる方も
いらっしゃいますが、実際に行ってみた感想は、“それほど悲壮感もなく、思っていたより
痛そうでも無い”です。 サーシャも犬種本来のハードコートを作るためこの道を選びました。
このストリッピング、サーシャにとっても、私にとっても初めての経験で、どのように
進めていったらよいのか判りませんでしたので、サーシャのブリーダーさんであり、
ミニチュア シュナウザーには長い経験を持つ池田さんにいろいろ教えて頂きました。
ありがとうございます。
ステージ 1
第1ステージでは後頭部から肩甲骨に及ぶ約2cmのラインと、腰の上(十字部と言う)以外のボディー、
そして太股の外側を抜きます。
肩甲骨から真下に下がったラインから前の部分と、十字部はまだ残します。 しっぽの上と先、それと
しっぽの前2cm位も抜きます。
腰の上にお皿を乗せたように残っているので、おかしな感じがします。
首からボディーにかけてはほとんど痛がる事もなくすんなりいきましたが、皮膚の柔らかい部分
(脇腹や太股のお尻に近いところ)はちょっと痛かったみたいです。
コートがしっかり伸びきってくるとほとんど痛くなくすむとのことです。
サーシャのコートは結構伸びていたのでその点は良かったみたいです。
抜いた日はやっぱり寒そうでした。
ステージ 2
第2ステージでは残しておいた十字部と首から肩甲骨、そして脇にかけてを抜いていきます。
やっぱり柔らかいところがちょっと痛いみたいです。 脇のところが嫌だった様です。
ステージ 3
第3ステージは首の残りとボディーの前の胸まで部分を抜きます。
ここまでくると残っているのは頭と胸で、ほとんどはげちょびん状態です。
第1ステージで抜いた所はうっすらとアンダーコートが生えてきてます。
ステージ 4
第4ステージで頭、顔、胸を抜きます。 特に顔の部分は表情が変わってしまうほど
微妙な部分で、この辺が腕の見せ所だそうです。 どちらかと言うと芸術的なセンスが必要ですね。
まだまだ自分ではこのラインどりは難しそうです。 目の間の毛も抜くのですが、ここはとても嫌がりました。
やっぱり恐いし、痛いですよね。
さて、ご覧頂けるようにまるっきりのはげ坊主です。 それまでは頭の毛の中からちょこっと出ていた耳も
こう見るとしっかりしてます。 皮膚がもろに出ているので何かにぶつけないようにしないと...
とりあえずストリッピングはこの時点で終了です。 あとはハードコートが生えて来るのを待ち、
アンダーコートを処理すれば、一人前のミニチュア シュナウザーが出来上がるはずです。
パピーの時代のもこもこヘアーも可愛いかったのですが、やっぱりシャープな感じがいいですね。
毛をほとんど抜いてしまったので当たり前なのですが、抜毛などまったくと言うほど無く、体臭もほとんど無いので、
とても飼いやすい状態です。 ただ最初に抜いたあとの2ー3日は突然の変化で寒いですので
しっかり保温しました。 冬のストリッピングで風邪を引かせたくは無かったのでちょっと注意しました。
ファイナル

第4ステージから約7週間後、アンダーコートを処理し、ハードコートのみをのこした状態です。
今までは、ちょっとボソっとした感じでしたが、ハードコートのみになりつやつやにかわりました。
(写真では、ちょっと判りづらいのが残念です)ようやく一人前になりました。
