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ミニチュア シュナウザーの歴史



シュナウザー(Schnauzer) と言うのはドイツ語で“ひげ”という意味です。 そう、シュナウザーは大きさに関わらず、ドイツ原産の犬です。 その中で、ミニチュア シュナウザーはテリアタイプの犬 とよく言われます。
でも・・・テリアって・・・
そう、テリアは通常、英国原産、もしくはそれらを 基にして作られた犬種ですよね。 ミニチュア シュナウザーはテリアと言われる 中で、唯一ドイツ原産の犬種です。 アメリカでは今でもテリアグループに属して いますが、骨格や歩き方などを見ているとやはり スタンダード シュナウザー と同様、ワーキング ドッグ の血をひいているように見えますね。
もともとはピンシャー(Pinscher)とよばれる一族に属していたようですが、 特徴のある髭から、シュナウザー(Schnauzer)と呼ばれるようになったようです。

はじめはスタンダード シュナウザーがある種の牧羊犬種からかたち作られた ようで、プードルやスピッツタイプの犬も作出に大きく関わっていたか、 同じような祖先を持っているのではないかと考えられています。
そして、ミニチュア シュナウザーは小柄なスタンダード シュナウザーにアッフェンピンシャー(Affenpinscher)を掛け合わせて 作出されたと言う事です。 確かに、ブラックの仔犬なんかだと、毛が伸びてくると アッフェンピンシャーとそっくりです。

アッフェンピンシャー スタンダード シュナウザー
<左 : アッフェンピンシャー 右 : スタンダード シュナウザー>

スタンダードとミニチュア シュナウザーは 始めは区別はされておらず、 同じ兄弟でも 大きい子はスタンダード、小さい子はミニチュアなんてことも あったように書いてあります。
アメリカでは 1925年ワイヤーヘアードピンシャークラブが作られ登録が開始されました。
翌、1926年名前はシュナウザーと改名されましたが、ミニチュアとして個別に登録されるように なったのは、その年の秋ということです。

犬種の改良には相当の努力があったようで、現在ではソルト&ペッパー、ブラック&シルバー、 ブラックの3色とされていますが、ブラック&タン、イエロー、レッド、ホワイト、 ホワイトマーキングなどのカラーもあったようです。
ホワイトは今でもFCIでは認めているようで、ヨーロッパでのショーには出陳されている 事もあるようです。 アメリカでは絶対ダメーと言っているところなど見ていると 対照的で面白いですね。

1999年 本部展より
<左から ブラック&シルバー、 ソルト&ペッパー、 ブラック>

日本では、ほとんどのミニチュア シュナウザーが米国から輸入されてきたものを 基礎として繁殖されていますので、米国での発展の歴史を見る事が私たちの 身近なミニチュア シュナウザーたちの最近の歴史を見る事につながりそうです。

ちなみに米国では、すべてのミニチュア シュナウザーは もとをたどると一頭の牡犬にさかのぼると言われています
CH Dorem Display という犬ですが子孫の系列図まで出来ていて かなり最近のまで下りてこれます。 繁殖を考える上では自分の子がどのような 系統であるかというのを知る事は欠かせませんが、繁殖を考えなくても、 自分の子の血統書と見比べてみるのも楽しいものです。

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