ミニチュア シュナウザーの色と言えば、ソルト&ペッパーという ごま塩色のミニチュア シュナウザーが代表的だと思います。なかには、グレーって言う人も いますが、ストリッピングしていないと、確かにグレーになってしまいますね。 あとは、ブラック&シルバーとブラックと言う毛色があります。 FCIではホワイトという色も認めていますが、米国やカナダでは認められていません。 他にも、認められていない色と言えば、ブラウンやパーティーカラー(コッカスパニエルなんかにあります) なんてのもありますが、今回はこれらのカラーは割愛して、代表的な3色のお話をしますね。
厳密に言うと、これからのお話は必ずしも正しいと言う訳ではないようなのですが、 大体は、この理屈で成り立ちますので、良しとしましょう。
遺伝という事をお話しするときには、むかーし習ったメンデルの法則を基礎にして、 当てはめていきます。そうです、優性、劣性というお話しです。 遺伝子は常に2つの因子から成り立っています。この2つの因子が分裂して、 それぞれ子孫に受け継がれる訳ですね。
ミニチュア・シュナウザーの3色の優劣の順序は ブラック>ソルト&ペッパー>ブラック&シルバー
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という順番に優性になります。 そう、ブラックが一番優性なんです。 そういうと、ブラックが一番優秀なように聞こえますがそうではありません。 別の言い方をすると、優性=表現型、劣性=遺伝型 となります。 つまり、優性のものが外見として表れ、劣性のものは遺伝子に組み込まれて 外見としては見えないと言う事になります。
つまり、ブラックとソルト&ペッパーの遺伝因子を持っている場合、 そのミニチュア・シュナウザーはブラックになります。 そして、ソルト&ペッパーとブラック&シルバーの遺伝因子を持っている場合、 ソルト&ペッパーになります。という具合です。 そこで、解りやすくするために図にしてみました。
それぞれの遺伝子をブラックは(B)、S&Pは(S)、B&Sは(b)とします。
この色のシュナは
こういった遺伝子を持っています。
BB(ブラック、ブラック)
BS(ブラック、S&P)
Bb(ブラック、B&S)
SS(S&P、S&P)
Sb(S&P、B&S)
bb(B&S,B&S)
見てもらうと解るように、同じ遺伝子を持っているものと、異なった遺伝子を持っているもの がありますね。 このように同じ遺伝子を持っているものをホモ。異なった遺伝子を持っているものを ヘテロといいます。
さて、この3色の組み合わせで実際にどんな仔犬が生まれてくるのか見てみましょう。
父親
BB
BS
Bb
SS
Sb
bb
母
親
BB
BB
BB
BS
BB
Bb
BS
BS
Bb
Bb
BS
BB
BS
BB
BS
SS
BB
Bb
BS
Sb
BS
SS
BS
Bb
SS
Sb
Bb
Sb
Bb
BB
Bb
BB
BS
Bb
Sb
BB
Bb
bb
BS
Sb
BS
Bb
Sb
bb
Bb
bb
SS
BS
BS
SS
BS
Sb
SS
SS
Sb
Sb
Sb
BS
Bb
BS
Bb
SS
Sb
BS
Bb
Sb
bb
SS
Sb
SS
Sb
bb
Sb
bb
bb
Bb
Bb
Sb
Bb
bb
Sb
Sb
bb
bb
という具合になります。 では、自分のミニチュア・シュナウザーはどういう遺伝子を持っているのか知りたくなりますね。
ブラック&シルバーのミニチュア・シュナウザーでしたら一つのタイプしかありませんので分かりやすいですね。
ブラックの場合は、一つは必ずブラックですが、もう一つは何でしょう?実際の所は血統書を見たり、 子供を産ませてみるまで残念ながら判らないのです。
ソルト&ペッパーの場合は、よく鼻の上に白い毛があるとブラック&シルバーの遺伝子を持っていると 言われています。ですが、この白い毛がなくてもブラック&シルバーの遺伝子を持っている場合もあります。ミニチュア・シュナウザーはどの色もとても特徴があって素敵ですね。
皆さんも愛犬を眺めながら、どうなんだろー、なーんて考えてみてはいかがでしょうか。
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